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【Piwik】Javascriptを使用せずPHPで解析する方法

前回の記事では、Javascriptトラッキングコードを使用してアクセス解析を行いました。

今回はPHPのみでアクセス解析を行ってみようと思います。

例えばPHPでJSONを返すプログラムがあった場合、htmlページとして出力されないので、Javascriptトラッキングコードを貼り付けることができません。

また、PHPを利用したウェブサイトにおいても、ユーザーのセキュリティソフトなどにブロックされてしまい、正確なデータが取得できない場合があります。

その場合、PHPから「Piwik」のAPIを直接叩くことによって、アクセスを解析することができます。

それでは早速設定していきましょう。

 

1.管理画面にログインし、右上の歯車から設定画面を呼び出します。

2.左のメニューから「プラットフォーム」→「API」を選択します。

3.「ユーザー認証」の「&token_auth=******」をクリックして***を解除し、出てきたAPIキーをコピーしておきます。(「&token_auth=」以降の英数字のみです)

4. GitHubから「PiwikTracker.php」をダウンロードします。→piwik-php-tracker

5.アクセス解析をしたいPHPから呼び出せる場所に先程ダウンロードした「PiwikTracker.php」をコピーします。

6.アクセス解析をしたいPHPファイルを開き、以下のコードを追加します。

require_once “PiwikTracker.phpを置いた場所への相対or絶対パス“;
$piwikTracker = new PiwikTracker(1, ‘「Piwik」のインストールフォルダをここに入力‘);
$piwikTracker->setTokenAuth(‘APIキーをここに入力‘);
$piwikTracker->doTrackPageView(‘アクセス解析に表示する名前を入力‘);
$piwikTracker->doTrackGoal($idGoal = 1, $revenue = 42);

7.上記の赤字部分を書くページに合わせて変更します。

自分で設定を追加したい場合や、各行の意味が知りたい場合は以下のAPIリファレンスを御覧ください。

http://developer.piwik.org/api-reference/PHP-Piwik-Tracker

8.以上で完了です。実際にアクセスしてみて正しく記録されるか確認しましょう。

 

今回の記事はここまでです。お疲れ様でした。

「Piwik」シリーズはこれで終了の予定です。

何かありましたらコメント欄にお書きください(´∀`∩)

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